メタボリックシンドロームの治療で一番大切なのは内臓脂肪を減らすことです。 まず食事や運動などの生活習慣を工夫・改善しましょう。 運動は内臓脂肪を減らすのに大変有効です。 内臓脂肪は溜まりやすく減りやすい、皮下脂肪はゆっくり蓄えられて減りにくいという特徴があります。 適度な運動を3ヶ月続けて見ましょう。 皮下脂肪はなかなか減少しませんが、内臓脂肪は減少します。 体重が数kg減少しただけで他の生活習慣に関わる症状(血圧・血糖値・脂質異常)も改善されます。 毎日心がけて歩くようにする、室内でも軽く体を動かすなど ライフスタイルに努めて運動を取り入れましょう。 食事は、高脂肪食・甘いもの・高カロリー食をなるべく避けて野菜類を十分に摂りましょう。 お酒も日本酒換算で1合、多くても2合までにしましょう。 クエン酸は柑橘系の果物や酢に多く含まれる有機酸の一種で、食物から取り込んだ栄養素の最終的な 酸化経路「クエン酸サイクル(TCAサイクル)」の基幹物質として知られており、 体液の弱アルカリ性化による基本的な体質改善を促すほか、コレステロールや体脂肪の分解促進、 疲労回復や血流改善、肥満防止などが期待出来ます。 ☆メタボリックシンドローム予防・改善のポイント! …生活習慣を見直して 怖い病気の連鎖を断ち切りましょう…1.適度な運動をする。生活習慣として体を動かすことを組み入れましょう。
2.バランスのよい食事を1日3食きちんと摂りましょう。 ・塩分控えめでうす味をこころがける ・肉・揚げ物より魚中心に ・野菜・豆類・海藻類は進んで摂る (クエン酸を多く含む梅肉エキスなどもお勧めです) ・お酒は控えめに
3.体脂肪(内臓脂肪)に気をつけましょう。
4.ストレス・過労に注意してください。
5.タバコはやめましょう。
6.定期検診で自分の健康状態を確認してください。
☆善玉物質「アディポネクチン」とは?アディポネクチンとは脂肪細胞が分泌する生理活性物質(サイトカイン)で、 メタボリック症候群や動脈硬化などを防ぐ働きがあります。
「肥満になるほど、その分泌量が低下する」 「内臓脂肪がたまると、その分泌量が減る」こともわかっています。
「内臓脂肪はつきやすく、落ちやすい」と言われています。 日常生活の中に運動(軽くて良い…ウォーキングなど)を取り入れて、 へそ周りの内臓脂肪を減らせば、アディポネクチンの分泌量を増加 させることが出来ます。
※アディポネクチンの詳細な内容は下記の「ニュース(1)」をクリックしてご覧ください。
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