画像 メタボリックシンドローム



 メタボリックシンドローム〜小太りの方が長生きする?


★ニュース(1) →「生活習慣病予防の味方・アディポネクチン」
★ニュース(2) →大文字版 「小太り体形の健康・長生き術」
★ニュース(3) →「肥満がなくても高血圧・高血糖だと循環器病死亡リスクは2倍!」
★ニュース(4) →「メタ坊」になりたくない
★ニュース(5) →「尿路結石 メタボが誘発」
★ニュース(6) →「体脂肪燃焼3割アップ」
 
メタポリック症候群の登場でおなか周りを気にする中高年が増えた。太りすぎは心筋梗塞(こうそく)などの発症リスクを高くするが、肥満に対してあまり神経質になる必要もない。
メタポリック症候群の登場でおなか周りを気にする中高年が増えた。太りすぎは心筋梗塞(こうそく)などの発症リスクを高くするが、肥満に対してあまり神経質になる必要もない。長期間にわたる追跡調査によると「小太りの方が長生きする」という結果も出ている。「ウエストは88cm…このくらいがちょうどいい」という研究者の場合、現在身長170cmで体重72kg前後。ウエストはメタポリック症候群の基準値(男性85cm)を3cm上回る。肥満度を表すBMI(体重を身長の二乗で割った数値)も24-26をいったり来たりで、肥満(25以占に該当する日もある。 それでも鎌田医師は「ちょい太」状態を気にしていない。「数値を厳格に守ろうとまじめに考えすぎると、ストレスが高まり、病気になりやすくなる」と語る。「食べたいものを好きなだけ食べる」のが良い。これを実践するため、@食べ過ぎたと恩ったらそのあと少し節制するA空腹を防ぐため寒天を愛用するB夜食や間食は避けるC早歩きとゆっくり歩きを30mごとに繰り返す…などを心がけているという。肥満の常識「待った」。高カロリーの欧米スタイルの食事が世界中に浸透し、肥満は先進国だけでなく発展途上国でも健康を脅かす。高血圧症や糖尿病など様々な生活習慣病の元凶になるからだ。二年前に診断基準ができたメタボリック症候群も太っているようには見えなくても内蔵に脂肪がついた中高年をあぶり出すという予防医学の考え方が根底にある。BMIも22が理想とされる。ただ、こうした「医学上の常識」に待ったをかけるような研究成果も出ている。秋田、岩手、長野、沖縄の四県で、四十代、五十代の男女約四万人を10年間、追跡調査した。男性で最も死亡率が低かったのはBMI「23-25未満」で、「25-27未満」が続いた。健康上理想とされてきた「19-23未満」に比べて成績が良かった。「19未満」のやせと「30十以上」の極端な太りすぎは死亡率が高かった。女性では19-25未満」で死亡率に大きな差はなかった。こうして結果を踏まえ「太りすぎは健康によくないが、小太りは長生きできる」と言う。例えば、BMIが27-28の人は一気にやせるのではなく「26を目標にすれば十分」とアドバイスする。過食より運動不足。「メタポリック症候群ではなく運動不足症候群と呼ぶべきだ」と唱える研究者もいる。日本人に肥満が増えたのは車の普及による運動不足が主な原因だという。日本人の摂取エネルギー量は一日平均約二千kcal弱。この30年でやや減少傾向にあり、食べ過ぎてはいない。少しウエストが太いからといって食事を控えると、「健康に悪影響をもたらす可能性がある」。また、高齢者になると肉を控える人が増えるが、食が細くなってやせ過ぎると肺炎など感染症への抵抗力も弱まる。浜崎教授は「肉や魚、牛乳など動物性たんぱく質も含めてまんべんなく食べる。特に魚はお薦め」とアドバイスする。日ごろからこまめに体重計にのり、ウエストを測りながら、「太り過ぎず、やせ過ぎず」を目指してみるのはどうだろう。
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★ニュース(6) →「体脂肪燃焼3割アップ」
 





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